アロマを楽しむ記事
失恋して辛い…傷ついた心を癒す優しいアロマ3選
真剣に向き合った恋が上手くいかなったなら、傷ついて落ち込むのは自然なことです。
失恋して辛い時は、心を包み込むような香りがおすすめです。
アロマの優しい香りを感じながら、無理をせず、自分の心を労わりましょう。
失恋で落ち込んだ時におすすめの精油
失恋の痛手を癒す”ローズ”
ローズは、失恋の痛手を癒す香りとして、昔からヨーロッパで使われてきました。
特定の成分が効果を発揮するというよりも、ローズの様々な香り成分が相乗効果を発揮して、深い癒しの効果を生むと考えられています。
美しいバラの花びらから採れる精油は、大変に貴重で高価ですが、少量でも良く香ります。
バラの花ならではの華やかな香りは、心に幸福感や勇気を与えてくれます。
ローズ精油には2種類あり、スキンケアに使うなら水蒸気蒸留法のローズオットー。
香水のように香りを楽しむなら、溶剤抽出法のローズアブソリュートがおすすめです。
心の昂ぶりを鎮める”ベンゾイン”
ベンゾインは、バニラに似た香りを持つ精油です。
安息香とも呼ばれる精油で、甘さのあるスモーキーな香りがします。
安息香の名の通り、心穏やかに深呼吸したくなるような、落ち着いた香りです。
ベンゾインの香りには、心の昂ぶりを鎮める効果があるため、自暴自棄になりそうな時や、悲しみが爆発しそうな時に向いています。
やや粘性の高い精油なので、精油瓶を手で握って温めて、ゆっくりと1滴ずつ垂らして使います。
心のケアに役立つ”ネロリ”
ネロリは、ビターオレンジの花から抽出される精油です。
いわゆる「みかんの花」の香りで、優しく甘い香りのする白い花から採られます。
ネロリ精油は、ローズと同じくらい希少性が高い精油で、優れた抗鬱作用と神経強壮作用を持つため、女性の心のケアに役立つとして人気です。
ネロリ精油には、グリーンでシックな香りのニュアンスが強いものと、フローラルな甘さが濃く香るものがあり、産地や精油のブランドによって、香りの雰囲気が異なります。
アロママッサージで自分を労わる
傷心の時には、ローズやネロリなどの精油で、セルフマッサージするのがおすすめです。
ホホバオイル10mlに対し、精油を2滴入れてマッサージオイルを作ります。
両手でマッサージオイルを温めてなじませてから、ゆっくりと足や腕にオイルを伸ばしていきます。
アロママッサージは、力を込めずに、優しく肌の上を滑らすように行います。
アロマの香りを感じながら、自分の体を大切に慈しむようにマッサージすることで、癒しの効果が高まります。
次の恋に向けて、肌ケアも
ホホバオイル10ml+精油2滴のマッサージオイルは、そのままボディ用の肌ケアオイルとしても使えます。
フェイスケアに精油を使う場合は、ホホバオイル10ml+精油1滴にして、精油濃度を0.5%にしてください。
まとめ
失恋の痛みは、すぐには消えないかもしれませんが、いつかは癒えていくはずです。
自分自身を大切に労わりながら、未来に向けて過ごしましょう。
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