アロマを楽しむ記事
簡単アロマトリートメントで至福のボディケア。アロマトリートメントの効果とやりかたをご紹介
精油を使ったオイルマッサージのことをアロマトリートメントと言います。
お好きな精油とホホバオイルなどの植物オイルがあれば、すぐに始めることができます。
好きな香りに癒されながら、自分自身の体をいたわる、セルフトリートメントの方法をご紹介します。
アロマトリートメントの効果
精油と植物オイルを混ぜたトリートメントオイルを使いマッサージを行うことで、様々な効果を得ることができます。
精油の香りによる心への効果
好きな香りに包まれることで、リラックスしストレスを和らげることができます。
鎮静作用のある精油を使い深くリラックスしたり、柑橘系やハーブ系のスッキリとした香りでリフレッシュ効果を感じたりも。
心への効果を感じられるのはアロマテラピーならではです。
精油のさまざまな成分を肌から取り入れる
皮膚を通して精油の成分を体に取り入れることができます。
精油の中には、血液やリンパ液の循環をよくする作用や、むくみをとる作用、皮膚の炎症を抑える作用などを持つものが多くあります。
マッサージによる血行促進効果
マッサージをすることで、肉体的な疲れに直接アプローチすることができます。
体をもみほぐしたり、撫でたりすることで、リンパの流れを促し、血行の促進にも効果があります。
オイルを使うことでマッサージによる肌への負担が少なくなるのもアロマトリートメントのメリットです。
トリートメントオイルの作り方
精油を使ってするセルフトリートメントは、必ず精油と植物油を混ぜたトリートメントオイルを使って行います。
精油の原液は濃度が高いため、肌に直接つけることはできません。
ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなど、スキンケア用の植物オイルと混ぜ合わせて、精油を希釈して(薄めて)使うことが、安全性の面でも重要です。
植物オイルについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
精油の希釈(トリートメントオイルオイルの精油濃度)
ボディ用のアロマトリートメントオイルは、精油の濃度は1%が推奨です。
フェイス用のアロマトリートメントオイルは、精油の濃度は0.5%以内にします。
精油が持つ様々な効果、効能は、精油の濃度が高ければ発揮されるわけではなく、良い効果を発揮するのに適した精油の濃度があります。
マッサージオイルの精油濃度が高すぎると肌や腎臓・肝臓に負荷がかかることもあります。
適切な精油濃度で使うよう心がけましょう。
トリートメントオイルの分量比率表
※精油1滴は約0.05mlです
セルフトリートメントの方法
最初に、トリートメントオイルをティースプーン1杯程度、温めるように手のひらに伸ばし、手にオイルがいきわたったら、さらにスプーン1杯程度のオイルを手のひらに足してから、セルフトリートメントをスタートさせましょう。
指先や足先から心臓(体の末端から中心)に向かって、撫でるように行います。
力を入れて揉む必要はなく、老廃物を流すイメージで優しく触れるように肌の上を滑らせるのがコツです。
オイルが少ないと、肌に負担がかかるので、こまめにオイルを足しながら行うと、肌への負担がない、心地よいアロマトリートメントができます。
ゆっくりと深呼吸してアロマの良い香りを感じながら、精油の成分を体内に取り込みましょう。
フットトリートメントのコツ
つま先から、くるぶし、ふくらはぎ、ひざの順に、ゆっくりと上に向かって撫でるようにマッサージします。
足の指の間や爪の部分を軽く押したりすると、心地よい刺激があります。
指足の関節やくるぶしなどは、指のはらでくるくると円を描くようにマッサージすると老廃物が流れやすくなります。
足のアロママッサージは、バスタオルを敷いてから行うと、オイルが床に垂れる心配なく行うことができます。
マッサージ終了後に、肌についているマッサージオイルを拭う必要はありません。
ただし、足裏にオイルをつけたまま歩くと危険なので、足裏のオイルはタオルで拭きとるようにしましょう。
ハンドトリートメントのコツ
手のマッサージは、なるべく鎖骨まで出ている服装で行うと効果的です。
指先、手首、ひじ、二の腕の順に行い、可能であれば肩から鎖骨のくぼみまで撫でるようにマッサージします。
手の甲は筋に沿って、手首の関節は円を描くように、マッサージオイルを広げます。
手のひらはツボが多いので、親指の付け根で押してみても良いでしょう。
手の場合も、アロママッサージ終了後、マッサージオイルを拭う必要はありません。
すぐに洋服を着たい時など、オイルのべたつきが気になる時は、適宜タオルで拭うようにすると良いでしょう。
心・肌・体を整えるアロマトリートメント
今回はアロマトリートメントの基本的な方法についてご紹介しました。
アロマトリートメントは、精油の効果とマッサージ効果により、心と肌と体をケアできます。
簡単にできるので、ちょっとお疲れの時や癒しが欲しい時には、頑張った自分をアロマトリートメントでいたわってあげましょう。
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